Uber、Eコマース企業Roktと提携し広告事業を強化へ

本記事は、Adage誌に2022年8月22日付で掲載された記事「UBER STRENGTHENS AD BUSINESS IN DEAL WITH E-COMMERCE COMPANY ROKT」を、日本語に翻訳してご紹介いたします。
英文のオリジナル記事はこちらより御覧ください。

 


Uber、Eコマース企業Roktと提携し広告事業を強化へ

Written by Jade Yan | 翻訳校正:Rokt

 

2024年に広告事業による売上が10億ドルに達する見込みであることを発表したライドシェア企業Uberが、広告事業の発展を目指すにあたり、今回の提携が結ばれた。

Credit: Uber

 

Uber Technologiesは、チェックアウト(購入完了)した消費者を効果的にターゲットすべく、Eコマース企業のRoktと提携を結び、広告事業の構築を進めている。

Uberは、Roktの機械学習技術を活用して、消費者がUberで購入した商品をチェックアウトする際に、Huluから割引オファーを受けるなど、関連性の高い追加商品の選択肢を提供することが可能となる。これは、実店舗での買い物の際、購入直前にレジでキャンディーや雑誌を手に取るのと同様の効果だ。広告主は他に、SiriusXM、Booking.com、Office Depotなどが含まれる。

この提携は、米国、カナダ、オーストラリア、日本における同社のデリバリーサービス「Uber Eats」から開始される予定だ。

また、Roktは3月にAMC Theatresと契約を締結したことを発表している。

ニューヨークに本社を置き、IPOを計画しているRoktは、すでにAMCに同社のソフトウェアを導入しており、9月にはUberとの提携を開始すると、Roktのチーフコマーシャルオフィサーであるエリザベス・ブキャナンは述べている。

この提携は、Uberの広告事業への進出強化、そして広告主の予算を巡る競争への参入意図を示す新たなステップとなる。同社は2021年9月に元SizmekのCEOでアマゾン幹部のマーク・グレサーをUber Adsのゼネラルマネージャーとして迎えている。

Insiderの報道によると、ライドシェア企業であるUberの広告部門拡大の動きはこれまでにもあり、2021年8月には同社のコアアプリでディスプレイ広告を開始したが、これは顧客体験に影響するという理由でUberの創業者で前CEOのトラビス・カラニックによって一度は撤回されたという。

また、Uberは2020年にプログラマティック広告プラットフォームのAdomniと共同でOOH広告(屋外広告)部門を立ち上げた。同社がこのOOHの取り組みを昨年3月にニューヨークのイエロータクシーに拡大したのは、UberとLyftがカートップ広告を表示することを禁じる同市の規制を回避するためのものだった。

2月に行われた投資家向け説明会によると、Uberの広告部門は2021年末に1億4100万ドルをもたらしたという。「広告事業は2024年までに10億ドル以上の収益機会に成長すると見込んでいる 」とグレサーは当時述べていた。

また、Uberの競合であるLyftは今月初め、独自の広告事業「Lyft Media」の設立を発表している。

 


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